9月議会がはじまりました。今議会では、10月に番号が付けられる共通番号制度(マイナンバー制度)開始に向けての条例の改正が議案提出されています。ところが8月27日、参議院で条例の大元であるマイナンバー法の改定案が可決されました。
 マイナンバー法が成立したのは2013年。その際には付則として、3年間施行してみて拡大については様子をみるとなっていました。ところが、法が実施される前からもう拡大改定案が提出審議されたのです。日本年金機構のデータ流出事件の後、データ管理のずさんさからはじまり、公的機関に対する不信感は高まっているのに、まるで国民の声は無視。付則は、あってはならない情報流出や、施行の内容不備など、万が一の事態に備えてではなかったのでしょうか。納得いきません。
 審議が十分行われているとは到底思えないまま、法律が成立しているのはマイナンバー法だけではありません。安倍自公政権のもとで様々な法案が、怒涛のごとく決まっていく。まさに国民不在。民主主義も無視した法改正がどんどん進んでいます。
 戦争法案もそうなるのでしょうか。いえいえ、このまま黙ってはいられません。8月30日には「戦争法案反対」全国100万人集会が行われました。国会周辺には12万の人々が集まりました。高校生・大学生から子育て世代に高齢者まで。これだけの人が「おかしい」と叫んでいる。私もたくさんの力をもらいました。
 議会制民主主義の下、みなさんの声を背に私も一議員として9月議会に臨みます。権力によって人びとの声が潰される事がないよう、力を尽くして頑張ります。
川口市議会議員 矢野ゆき子

(横曽根地域後援会ニュースより)
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Author: MichiyaHIRAKAWA

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